皆さまご存じ、サイディング壁の心臓部、目地。
コーキング、シーリングと呼ばれております。
私、常々、皆様にお伝えしたいことがあります。
完全に劣化する前に打ち替えだけでもしてください！！！！
サイディング壁は、パネルを張り合わせて仕上げる外壁です。このパネル自体の耐用年数は15～30年と幅広く、長めですが・・・
パネルとパネルの隙間を埋めているコーキングの耐用年数は大体、5~10年です。
ですので、5-10年に一度、古くなったコーキングをはがして新しくする打ち替え作業が必要です。
でも、パッと見まだまだキレイだし、壁全体が劣化してから一緒に補修するのでいいか・・・
と、放置されているお客様も多いのですが、劣化したコーキングは本来の役割を果たしません。長持ちするはずのサイディングボードの劣化を早め、家全体に影響が出てしまいます。
コーキングの本来の役割とは。
・サイディング内部への雨漏り・浸水を防ぐ
・地震などの揺れを吸収し外壁を守る
・暑さ寒さで収縮・膨張を繰り返す建材の間でクッションとなる
縁の下の力持ちなのです。
さて、心の叫びが伝わったお客様宅で、コーキング打ち替え作業をしております。広島県呉市です。
こちらの現場は最低限のメンテナンスとして・・・ではなく、この後も作業が続きます。
劣化した目地の撤去に1日、マスキングに1日、打ち替えで2-3日、その後1-2日で完全に乾きます。
打ち替え作業には晴れた日を選びますが、作業終了後、乾ききる前に雨が降っても影響のない材料を使用しております。
こちらはシーリング打ち替え作業で一番大事な、マスキング作業の写真です。溝の深さや幅に合わせて手作業でしっかり貼っていきます。
壁の凹凸に合わせてしっかり貼られていて、美しいですね。
業者によってはかなりここが雑です。
同じ材料を使っていても仕上がりが全く違いますよ。見積や商談だけでは見えてこない点ですので、このブログを見た方は是非、視野に入れてください。
お見積もりは無料ですので、是非一度お気軽にお問い合わせくださいね。
