2020.04.18
埼玉県
工程と錆止めと【埼玉県越生の現場より】:
おはようございます。
昨日、埼玉県秩父の現場を一つ完工し、そこからすぐそば(クルマで5分くらいの)もう一つの現場に行くかと思いきや、、、。
「越生に行きます」(車で一時間以上かかります)とのこと。
本日行くはずだった現場のお客様には、事情を説明して、自分も越生へ向かうと、、、。
錆止めを施工しておりました。
よくよく話を伺うと、当現場はケレン(錆を削り取る作業)をかなりしっかりしており、そのまま雨にさらされてしまうと、露出した金属が雨に濡れ、錆を誘発する恐れがあるため、雨予報の本日の前に錆止め作業を終えておきたかった、とのこと。
なるほど。
腕のいい、人気のある職人さんほど、依頼が殺到し、現場が重なってしまうものですが、現場監督として、自分はいつもどの現場に入ってもらうかで頭を悩ませます。
最大限職人さんの意見は尊重しますが、お客様の意向や後に続く工事の都合などもあり、とても難しい判断を強いられることもあります。
しかし、「現場を大切にしたい」という想いは、職人さん・監督ともに共通で、効率だけではなく、まずは現場の保護を最優先することの大切さを再認識いたしました。
ハイポンルーフデクロ(錆止め入り)がしっかり塗られた現場を見て、安堵するとともに、職人さんに対する感謝の念を一層深めました。
その熱意は、お施主様にも届いているようで、工務店経営をされている経験豊富なお施主様からも、「あの職人さんは素晴らしいね!」というお言葉をいただきました。
散り始めた桜を見ながら、次の現場へと車を走らせます。
埼玉県担当
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